ニコニコねんどの会
テーマである「意外性のある表現」をより多くの人達と共有し“日常と違った感慨”を体感してもらえるのではないかと、 紙粘土を主体とした創作教室「ニコニコねんどの会」を開催し、 高齢者や障がいをもった人達に参加して頂き「可能性を見いだす」試みをしています。
ニコニコねんどの会とは
みんな笑顔でニコニコ。「ニコニコねんどの会」です。 「仲間とコニュニケーションし、生活周辺・社会と繋がってゆこう」を活動目標に 2003年から始まり、現在3カ所で紙粘土を主体にした制作活動を行っています。 皆さんの大きなやる気に少しのお手伝いで素晴らしい作品が生まれています。
「造形物を制作する」には主に紙粘土と絵の具を使用します。 場合によっては、紙・布・手軽な素材を組み合わせて作ることもあります。 紙粘土制作は白い四角い粘土を こねる作業からはじまり、成形・乾燥・着色・仕上げの行程をふみます。どの教室でも、仕上がり見本は用意しません。 また参加者の生活の中では、自分の制作した作品を展示発表されることがひとつの楽しみやコニュニケーションの源にもなり、意欲回復につながっていくようです。 よく「年をとると子供に還る」と耳にしますが、決して「還る」のではないと この活動を通して強く感じています。
